当ブログでは、僕の資産形成に関する考え方や節約方法など、資産形成を推し進めていく上での考えを発信しています。その発信の一環として、僕自身の備忘録も含め、投資信託や株式の購入履歴を月毎に公開をしています。
2024年3月から公開しており、これからも継続的に公開していければと思っています。公開開始から早いもので8ヶ月が経過してしまいました。
なお、以前公開した記事で、米国株に集中投資を行なっており、基本的にはS&P500のみを信念を持って買い付けています。
僕が米国投資信託のみを買い付ける理由は、「僕が投資において米国株を買い続ける理由」でご確認いただければと思います!
【2024年11月】米国市場の動向
米国株式市場は、米長期金利の低下により株式の魅力が増し、特に半導体や小売、エネルギーセクターが堅調でした。ブラックフライデーの消費期待が小売株の上昇を後押しし、エヌビディアやテスラといったハイテク株も回復基調を示しました。ただし、一部ヘルスケアセクターなどで弱含みが見られました。
個別銘柄では、テスラはトランプ政権支持の影響で注目を集め、株価が大幅に上昇。エヌビディアも中国向け半導体規制緩和の期待が追い風となりました。
債券市場の利回りの動向は、米10年債利回りは4.17%と10月以来の低水準に低下しました。これは、FRBの12月利下げ観測が強まったことや、ポートフォリオ調整が影響した結果です。
為替相場でドルの動向としては、利下げ観測によりドルの上昇が一服し、主要通貨に対する相対的な強さが抑えられる傾向が見られました。
11月は利下げ期待が市場に大きく影響を与えた月であり、各セクターや資産クラスにおいて異なる反応が見られました。特に、トランプ政権の政策期待が選挙後の相場を動かした点も注目に値します。
全体として、2024年のアメリカ市場は引き続き成長が見込まれ12月のサンタクロースに向け好調な株価が期待できそうです。一方で投資家は、適切なバランスを保ちながら市場の動向を注視する必要があります。
主な統計値
- S&P 500: 11月末時点でのS&P 500指数は6032.38ポイントと10月末時点の5705.45ポイントから大きく上昇しました
- 米国債: 10年物米国債の利回りは12月6日時点で4.149%
- 原油市場: WTI原油価格は1バレルあたり$68で先月より下落しています
- 国内総生産(GDP): 2024年第3四半期のGDPは年率2.8%の成長
- 失業率: 4.2%と先月より0.1ポイント上昇
- 消費者物価指数(CPI): 米国労働省が11月13日に発表した2024年10月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比2.6%上昇(前月2.4%上昇)とわずかに加速
- 生産者物価指数(PPI): 前年同月比では2.4%の上昇となり、市場予想(2.3%)と前回(1.9%)を上回りました
- 小売売上: 8月の小売売上は前月比で0.3%増
2024年11月の米国経済は、全体としては強い成長を示しました。2024年第3四半期の実質GDP成長率は2.8%に達し、前四半期の3%にわずかに及ばない結果となりました。消費者支出は3.7%の増加を記録し、高いインフレや金利の影響を受けながらも、依然として経済の牽引役となっています 。
一方で、労働市場はやや冷え込みを見せ、10月の雇用者数は12,000人と予想を下回りました。しかし、家計は株式市場や住宅価格の上昇に支えられ、消費の勢いは続いています。給与の増加も消費力を支え、全体的に家計のバランスシートは堅調です 。
インフレについては、PCE(個人消費支出)価格指数が前年同期比で2.1%上昇し、2021年2月以来の低い増加率を記録しました。コアインフレは2.7%に留まり、特にサービスの価格上昇が影響しています 。
また、2024年のホリデーシーズンに向けて、米国の小売売上高は前年を上回ると予測され、特にオンライン販売は8~9%の増加が見込まれています 。全体的に、米国経済はインフレや金利の影響を受けつつも、堅調な消費と成長を維持しています。
【2024年11月】投資信託買付実績 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と楽天・NASDAQ100
主な米国市場を振り返ったところで、僕の2024年11月期の投資信託買付情報を公開します。このブログでは、普通のサラリーマンが節約に励み、投資信託を購入し資産形成に励むという趣旨のもので同じような境遇の方の励みになれば幸いですし、投資家諸先輩の方々にはぜひアドバイスをいただければと思っています。
今後、僕の資産形成がどのようになっていくのかも併せて見守っていただければと思います。
2024年10月期の買い付けは、新NISAの積立投資枠にてeMaxis SlimのS&P500を10万円分の買い付けを行いました。先月は合計10万円と、継続的に買い進める事ができました。
すでに2024年の成長投資枠240万円分を使い切ってしまいましたので、12月は積立投資枠のみで買い進めていく予定です。
まとめ
2024年11月は新NISAのつみたて投資枠10万円のみ買い付けができた結果となりました。こうしてコツコツと積み上げたお金がまた育っていってくれることを祈ります。
11月期の買い付けにおいて、ドル円のボラティリティの影響で全体の評価額に大きな変化は見られなかったものの、長期的な視点で見れば、これらの投資は引き続き魅力的なポートフォリオの一部となると信じています。特にS&P500とNASDAQ100は、米国の経済成長やテクノロジーセクターの発展に期待が持てるため、今後の上昇が期待されます。
また、ドル円レートの動向は外国株式投資においては避けられないリスク要因ですが、為替リスクを踏まえても、分散投資や長期保有によるリターンがリスクを上回る可能性があると考えています。そのため、引き続き新NISAの積立投資枠を活用し、計画的な買い付けを進めていく予定です。
8月初旬の下落相場で狼狽売りをせずに、積極的に買い進めたこの資産たちが、引き続き成長してくれることを期待します。これからも変わらず目標は同じペースで2024年内は買付を継続していきたいと思っています。
引き続き、相場の上下に一喜一憂することなく、継続的に購入を続けることで世界経済の成長の恩恵に預かることができればと思っています。