当ブログでは、僕の資産形成に関する考え方や節約方法など、資産形成を推し進めていく上での考えを発信しています。その発信の一環として、僕自身の備忘録も含め、投資信託や株式の購入履歴を月毎に公開をしています。
2024年3月から公開しており、これからも継続的に公開していければと思っています。公開開始から早いもので6ヶ月が経過してしまいました。
なお、以前公開した記事で、米国株に集中投資を行なっており、基本的にはS&P500のみを信念を持って買い付けています。
僕が米国投資信託のみを買い付ける理由は、「僕が投資において米国株を買い続ける理由」でご確認いただければと思います!
【2024年9月】米国市場の動向
2024年9月期の投資信託買付実績を公開するに際して、少し米国市場を振り返ってみたいと思います。9月は、一般的に難聴の月と言われていましたが、結果としてはS&P500指数としては最高値を更新し9月を終えることとなりました。
9月のS&P500指数は、8月の暴落時の5,186.33から5,767.37と見事な伸びを見せ、難聴の9月とは思えないような米国経済の強さを見せつけてくれました。
弱気相場であった8月とは打って変わって市場には安心感が広がり、FEAR and GREEDインデックス指数もGREEDと安心感のある景況感となっています。
一方でドル円為替に関しては、今回自民党新総裁選挙で石破氏が選出されたことによる日本市場の混乱が見られましたが、一時的なものであるとも考えています。
新NISAから開始した投資家の皆さんは、8月に初めての大きな下落を食らってしまったかと思いますが、今回の不死鳥の如き株価の復調で評価額が戻りつつあると推察します。
全体として、2024年のアメリカ市場は引き続き成長が見込まれ年末に向け好調な株価が期待できそうです。一方で投資家は、適切なバランスを保ちながら市場の動向を注視する必要があります。
主な統計値
- S&P 500: S&P 500指数は5738.17ポイント
- 米国債: 10年物米国債の利回りは月23日時点で3.75%
- 原油市場: WTI原油価格は1バレルあたり$68.64前後
- 国内総生産(GDP): 2024年第3四半期のGDPは年率3.04%の成長。
- 失業率: 3.7%
- 消費者物価指数(CPI): 年率換算で約2.53%で、価格変動の大きい食品およびエネルギーを除いたコアCPIが+3.2%(市場予想:+3.2%)と、概ね市場予想通りの結果
- 生産者物価指数(PPI): 年率換算で約2.4%で、前月比+0.2%の上昇となり、市場予想(+0.1%)を上回る結果でした。ただし、前月の結果は速報値+0.1%から±0.0%に下方修正されています。前年比では、前回の+2.1%から8月には+1.7%と、インフレの鈍化が確認できます
- 小売売上: 8月の小売売上は前月比で0.7%増
9月発表の各指標につき、CPIでは全体として順調に低下傾向が見られた一方で、スーパーコアや家賃などの項目が再び加速し、インフレの高止まりが意識される結果となりました。6月のCPI発表後には、インフレ懸念は解消されたという楽観的な見方が広がっていましたが、ここにきて再びインフレの根強さに対する懸念が浮上しています。
現在、市場の関心はインフレから米国景気への不安に移りつつありますが、2%のインフレ目標に向けた「ラストワンマイル(最後の一歩)」が遠い状況といえます。
【2024年9月】投資信託買付実績 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と楽天・NASDAQ100
主な米国市場を振り返ったところで、僕の2024年9月期の投資信託買付情報を公開します。このブログでは、普通のサラリーマンが節約に励み、投資信託を購入し資産形成に励むという趣旨のもので同じような境遇の方の励みになれば幸いですし、投資家諸先輩の方々にはぜひアドバイスをいただければと思っています。
今後、僕の資産形成がどのようになっていくのかも併せて見守っていただければと思います。
2024年9月期の買い付けは、新NISAの積立投資枠にてeMaxis SlimのS&P500を10万円分、成長投資枠にて楽天・NASDAQ100インデックスファンド3万円分の買い付けを行いました。先月は合計13万円と、継続的に買い進める事ができました。
今回の購入で成長投資枠240万円分を使い切ってしまいましたので、しばらくは積立投資枠のみで買い進めていく予定です。
まとめ
2024年9月は新NISAのつみたて投資枠10万円、成長投資枠で3万円の買い付けができた結果となりました。こうしてコツコツと積み上げたお金がまた育っていってくれることを祈ります。
S&P500が最高値を更新している一方で、日銀の利上げ発表及び石破新総裁の当選によりドル円レートがやや円高に振れてきているため、全体の評価額はそこまで上昇している実感はありません。
9月期の買い付けにおいて、円高の影響で全体の評価額に大きな上昇は見られなかったものの、長期的な視点で見れば、これらの投資は引き続き魅力的なポートフォリオの一部となるでしょう。特にS&P500とNASDAQ100は、米国の経済成長やテクノロジーセクターの発展に期待が持てるため、今後の上昇が期待されます。
また、ドル円レートの動向は外国株式投資においては避けられないリスク要因ですが、為替リスクを踏まえても、分散投資や長期保有によるリターンがリスクを上回る可能性があると考えています。そのため、引き続き新NISAの積立投資枠を活用し、計画的な買い付けを進めていく予定です。
8月初旬の下落相場で狼狽売りをせずに、積極的に買い進めたこの資産たちが、引き続き成長してくれることを期待します。これからも変わらず目標は同じペースで2024年内は買付を継続していきたいと思っています。
引き続き、相場の上下に一喜一憂することなく、継続的に購入を続けることで世界経済の成長の恩恵に預かることができればと思っています。