当ブログでは、僕の資産形成に関する考え方や節約方法など、資産形成を推し進めていく上での考えを発信しています。その発信の一環として、僕自身の備忘録も含め、投資信託や株式の購入履歴を月毎に公開をしています。
2024年3月から公開しており、これからも継続的に公開していければと思っています。
なお、以前公開した記事で、米国株に集中投資を行なっており、基本的にはS&P500のみを信念を持って買い付けています。
僕が米国投資信託のみを買い付ける理由は、「僕が投資において米国株を買い続ける理由」でご確認いただければと思います!
【2024年4月】米国市場の動向
2024年4月期の投資信託買付実績を公開するに際して、少し米国市場を振り返ってみたいと思います。この期間において、米国市場はさまざまな動きを見せ、投資家にとってありがたい結果となりました。以下に、主なポイントを紹介します。
2024年4月期の米国市場の動向について、以下のポイントをご紹介いたします。
主な統計値
- S&P 500: 4月初旬にはわずかな上昇を見せましたが、その後、株価はやや下落しました。特にテクノロジーセクターが売りに押されたことが影響しています。
- 米国債: 米国債の利回りは、4月に入って上昇傾向にありました。これは、米連邦準備制度(Fed)が金利をさらに下げることに慎重な姿勢を示しているためです。
- 原油市場: 原油価格は、4月に入り上昇しました。これは、OPECの供給削減や中東の地政学的リスクの高まりが原因で、特にエネルギーセクターが市場で好調でした。
- 金市場: 金価格は、金利の低下予想と地政学的リスクの高まりによって、3月に記録的な高値を更新しました。4月もこの傾向が続いており、安全資産としての需要が高まっています。
- 国内総生産(GDP): 2024年第1四半期のアメリカのGDP成長率は年率1.6%で、前四半期の3.4%から減速しました。消費支出と住宅投資の増加が見られたものの、在庫投資の減少が影響しました。
- 失業率: 2024年4月の失業率は3.9%で安定しており、主に医療、社会福祉、運輸倉庫業での雇用増加が見られました。
- 消費者物価指数(CPI): 2024年3月のCPIは季節調整後で0.4%上昇し、主にエネルギー価格と住宅関連のインフレーションの上昇が要因でした。
- 生産者物価指数(PPI): 2024年3月の最終需要向けPPIは0.2%上昇しました。サービス価格が0.3%上昇する一方、商品価格はわずかに下落しました。
- 小売売上: 2024年3月末の小売在庫は7881億ドルで、前月比0.3%の増加でした。
- 耐久財注文: 2024年3月の製造された耐久財の注文は、前月比2.6%増の2834億ドルに達し、2か月連続の増加が記録されました。
- 住宅市場: 2024年3月の新築一戸建て住宅の販売は前月比8.8%増加し、住宅市場の回復が見られました。
これらの市場の動向は、世界的な経済状況や政策の変化、地政学的なリスクに敏感に反応しています。特に、原油と金は、国際的な緊張関係が高まる中で、価格が大きく変動していることが確認されています。また加熱しすぎない適度な米国経済の成長、安定した失業率、そしてわずかなインフレ圧力を示しており、経済全体としては混合的な景況感を示しています。
【2024年4月】投資信託買付実績 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
主な米国市場を振り返ったところで、僕の2024年4月期の投資信託買付情報を公開します。あくまで普通のサラリーマンが節約に励み、投資信託を購入し資産形成に励むという趣旨のもので同じような境遇の方の励みになれば幸いですし、より優れた投資家の方々はぜひアドバイスをいただければと思っています。
2024年4月期の買い付けは、S&P500とNASDAQ100を買い付けました。ちなみにNASDAQ100は、米国NASDAQに上場している非金融分野で最も大きな100社の株式で構成される株価指数に基づいて運用されるファンドです。主にテクノロジー、通信、生物技術などの成長セクターの大手企業に焦点を当てています。
なお、代表的な企業はMicrosoftやApple、Amazonなどが含まれます。
まとめ
2024年4月はNISAつみたて投資枠とNISA成長投資枠合わせて、50万円の買い付けができた結果となりました。あまり深く考えていませんでしたが、結構買っていた印象です。これがまた育っていってくれることを祈ります。
引き続き、目標は同じペースで2024年内は買付を継続していきたいと思っています。
4月は、日本も含めて比較的荒れた相場となりましたが、信念を変えることなく買いすめていくつもりです。米国も株価最高値を更新し続ける中で、大きなドローダウン(下落)がありましたが、最終的には月初とトントンくらいに戻した印象です。相場の上下に一喜一憂することなく、継続的に購入を続けることで世界経済の成長の恩恵に預かることができればと思っています。