カメラ旅行記

【前編】神津島子連れ旅行ガイド|東京から家族で行ける楽園で夏休みの思い出を!アクセス・観光・名物・安全対策も完全解説

はじめに|東京都内で“南国体験”?親子で楽しめる神津島とは

娘は今、夏期講習の真っただ中。昨年行ったハワイは今年はお預け、、、

しかし、小学5年生の夏の思い出が夏期講習だけで楽しかった記憶がないなんてことにはさせたくない。。。

そんな思いから僕は「今年の夏はどこに行こうか?」と娘に問いかけた。

夏らしいことがしたい!!」と元気に答えた娘に、ハワイ程遠くなく、海も山も楽しめて、東京から近い「夏」を感じることが出来る候補の上がったのが、東京都に属する離島・神津島(こうづしま)でした。2年前に伊豆7島である新島へは訪れており、東京からさらに南へ行った神津島が第一候補になりました。

新島に訪れた際のブログ記事はこちら

Googleマップで見ると、東京から180km南の海上にぽつんと浮かぶ小さな島透明度の高い海、白い砂浜、火山が生んだ山岳地形、そして環境省に「星空が最も輝いて見える島」と称された夜空。子どもたちと自然体験を満喫するにはぴったりの場所だと感じ、今回の旅行先に決定しました。

この記事では、子連れで神津島へ行く際に役立つ情報や注意点をすべてまとめました。これから家族旅行を検討している方の参考になれば幸いです。

神津島の基本情報|場所・面積・アクセスの概要

神津島ってどこにあるの?

神津島は伊豆諸島の中央付近に位置する、東京都神津島村が管轄する島です。東京から180km南の海上位置する小さな島で面積は約18.5平方キロメートルと小さく、車で一周しても約30分程度。人口は約2,000人で、観光と漁業が主な産業です。

標高572mの天上山(てんじょうさん)を中心に、山・海・森の三拍子がそろった自然豊かな島でありながら、首都圏からのアクセスも良好。東京都心から日帰りは難しいものの、1泊2日や2泊3日の旅行には最適なスケール感です

出典:神津島村HP(https://www.vill.kouzushima.tokyo.jp/access/

アクセス方法|子ども連れには飛行機一択!調布飛行場からの空路

神津島へは「飛行機」と「船」の2つのアクセス方法がありますが、未就学児や小学生を連れて行くなら飛行機がおすすめです。

✈ 新中央航空(調布飛行場→神津島空港)

  • 所要時間:約45分
  • 機材:定員19名の小型プロペラ機(ドルニエ228)
  • 運航:1日1~2便(季節により変動)
  • 運賃目安:往復 35,000円前後(大人1名あたり/ハイシーズン)/子ども割引あり

小型機ならではの低空飛行で、途中の伊豆大島や新島、海の上を眼下に眺めるのはまさに空の冒険。子どもたちも窓に張り付きながら大興奮でした。

🧳荷物は重量制限(手荷物5kg+預け荷物10kg)に注意!大きなスーツケースよりも軽めのバックパックスタイルがベターです。

🚢 東海汽船(竹芝桟橋→神津島港)

  • 所要時間:約12時間(夜行便)
  • 運賃目安:2等 約7,000円〜
  • メリット:コストは安め、夜行フェリーで旅気分を味わえる

フェリーも風情があり魅力的ですが、乗船時間が長く、海況によって揺れも大きくなるため、小さなお子さんがいる場合は負担が大きいかもしれません。

子連れで楽しむ神津島|おすすめスポット徹底解説

1. 前浜海岸|白砂と青い海が広がる王道ビーチ

島の玄関口「神津島港」の目の前にある前浜海岸は、神津島観光の象徴とも言えるビーチです。800メートル以上続く白砂と、グラデーションの美しい遠浅の海。波も比較的穏やかで、小さな子どもでも安心して水遊びができる場所として大人気。

我が家の6歳の息子も、浮き輪でぷかぷかと波に揺られてご機嫌。11歳の娘はシュノーケルゴーグルをつけて、熱帯魚を探して大はしゃぎ。

⚠️ 水の事故防止のため、必ず子どもにはライフジャケットを着用させましょう。海は美しいですが、突然深くなる場所もあります。季節によっては波も高いので絶対に目を離さないことが鉄則です。

神津島観光ガイド公式サイト(https://kozushima.com/kanko/umi/beach/292/

2. 赤崎遊歩道|海に浮かぶ木製デッキで探検&飛び込み

赤崎遊歩道は、木製のデッキが海に張り出しており、海の上を散歩しているような感覚が味わえる人気の観光地です。

途中には飛び込み台があり、勇気ある子どもたちが次々とジャンプ!水中を覗けば、小さな魚たちが群れをなして泳ぎ、天然の水族館のよう。

👦👧 幼児や泳ぎに不安があるお子さんは、海に入らず遊歩道を歩くだけでも充分に楽しいです。滑りやすいのでマリンシューズの着用を推奨します。

出典:神津島観光ガイド公式サイト(https://kozushima.com/kanko/umi/beach/240/

3. 天上山|神話の島で親子トレッキング体験

神津島の中心にそびえる「天上山」は、火山活動によって形成された山で、登山道が整備されており、子どもでも登れるコースがいくつかあります。

登山途中からは、神津島の全景や伊豆諸島を見渡すことができ、山頂の「表砂漠」は月面のような景色が広がります。

👣6歳の息子は途中までのハイキング、11歳の娘は山頂まで挑戦。無理せず、子どもの体力に合わせた登山計画を立てるのがポイントです。

出典:神津島LIFE(https://kouzu.life/articles/detail/20240116185409/

4. 星空観察|忘れられない家族の夜

神津島の夜は、驚くほど暗く、静かで、満天の星が広がります。環境省による「星空が最も輝いて見える場所ランキング」で1位に選ばれたこともあるほど。

僕自身、天体観測や星景写真の撮影が好きで、今回の神津島での星空観察をとても楽しみにしています。月はほぼ新月で好条件であることから晴れてくれるのを祈るのみです!

神津島の子ども向けグルメ|地元の味を楽しもう

島ならではの新鮮な魚介や島野菜が魅力の神津島グルメですが、子ども向けにも食べやすい料理がたくさんあります。過去に新島に行った際は、島寿司ばかり食べていました笑

  • トビウオの唐揚げ/フライ:淡白でサクサク、子どもに人気
  • 島寿司(ヅケ+カラシ抜き可):味付け控えめで白身魚が美味
  • 明日葉のかき揚げ:苦み少なめ。揚げたてならパクパク食べてくれます

子連れで行く神津島|持ち物チェックリストと注意点

持ち物理由
子ども用ライフジャケット海遊びの必需品
ラッシュガード・帽子・日焼け止め紫外線が非常に強いため肌の保護を
マリンシューズ赤崎遊歩道や岩場での滑り止め・怪我防止
着替え・タオル多め水遊びの頻度が高く、着替えは何枚あってもOK
水筒(凍らせたお茶など)自販機が少なく、熱中症対策に重要
軽食・お菓子小腹が空いたときの補給に便利
現金(1,000円札・小銭)島内は現金中心で、カード利用不可の店も多い

💡 スマホの電波は場所によって不安定なので、子どもと一時的に離れる場面では、待ち合わせ場所や行動ルールを決めておくと安心です。

まとめ|子どもたちと一緒に迎える、かけがえのない夏休み。神津島でどんな景色と出会えるだろう?

今回の旅は、11歳の娘と6歳の息子と一緒に、家族で迎える特別な夏休み。行き先に選んだのは、東京都内にありながら南国のような自然が広がる神津島

都会ではなかなか味わえない「真っ白な砂浜」「透き通る海」「山と星空」を、子どもたちと全身で感じられる旅になるはずです。

もちろん、自然の中だからこそ準備や安全対策は大切。特に水辺での事故には十分気を付けて、子どもたちの好奇心を「安心して伸ばせる環境づくり」を心がけたいと思います。

神津島での体験が、子どもたちの記憶にどんな風に残るのか──。
親として、そして一緒に旅する仲間として、今から楽しみでなりません。

次回【後編】では、実際の旅の様子を、写真付きでご紹介!

  • 調布飛行場からの空の旅
  • ホテル神津島での滞在
  • 前浜海岸・赤崎遊歩道での水遊び
  • 天上山ハイキングと星空体験 など、リアルな体験をお届けします。

そのほかの家族旅行記はこちらから!

   

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です