小学生の子どもを持つ親にとっては頭の痛い季節がやってまいりましたね。我が家でも小学4年生の娘は夏休みとなり、休日を満喫しています。夏休みという長期休暇を通じて、親として子どもの成長と学びを考える時間が増えることでしょう。そんな親としての悩みと葛藤、子どもとのふれあいや距離感について記事を書いていければと思います。
娘が夏休みに何をするべきか
今回、娘の通う小学校は、夏休みが早く始まり遅く終わるという親としては頭の痛く、小学生にとっては最高のスケジュールとなっています。
約40日も休みがある中で毎日だらけて過ごしていては、娘のライフスタイルも同級生との学力や体験に大きく差をつけられてしまいます。また夏休みに勉強しないことで「サマースライド」と呼ばれる学力後退が起こることも確認されています。
サマースライドとは、小学校低学年の子どもに顕著に表れる現象で夏休み中に勉強を怠った場合、1~2カ月分の学力が失われ、それを取り戻すのにさらに1~2カ月を要することがわかっています。
つまり、夏休みに何も勉強をしないと、最大で4カ月分の学力を失うことと同義であるといえます。子どもにとっての4か月は、大人と比較し非常に大きく同級生と比較しても大きな遅れとなってしまいます。
そんな懸念の中、塾の夏期講習や家庭教師など学業に関しての情報を色々集め検討しましたが、結論としては親がセレクトした課題を毎日欠かさずに実施するということで決定しました。
娘へ提供する課題選びのプロセス
今年、僕は娘のために大量の夏休みの課題を選び、購入しました。学校で使用している教科書の出版社はもちろん、娘の勉強の仕方のクセや苦手分野を研究し、それに合った課題のセレクトを行いました。
例えば、娘は計算は非常に得意なのですが、一方で文章問題になると間違える確率が上がるため文章問題になれるよう文章問題が多めの課題をピックアップしたり、社会に苦手意識があるため平易な社会の参考書をピックアップしたりしました。
現代はAmazonでワンクリックで購入でき、非常に便利な世の中ですが、娘のことを考えながら教材の問題とにらめっこし、どの教材を買うか悩む時間は大変でもありましたが、とても幸せな時間でした。(2時間くらい見て回っていたので足が痛くなりました)
その結果、小学3年生の総復習が3冊、4年生1学期の復讐が2冊、合計5冊(総ページ数300ページくらい)も教材を購入してしまいました。
若干量が多いかな、、、と思いもしましたが、夏休み中やることがなくYouTubeを見続けるよりはいいと思い家路へ着きました。
娘の反応と気づき
僕が購入した5冊(約300ページ)、これを娘に渡すに際して、若干の不安がありました。この課題を突然渡すことで娘にどう受け取られるか、多くの課題に対して娘が嫌な顔をするのではないか、そんな思いを持っていました。
しかし、娘の反応は僕の思いとは裏腹に嫌な顔を一つせず、ニコニコしているではありませんか!!その時は、面食らってなんでうれしそうな顔をしているのか聞けずじまいでした。
しかしその晩、一緒に夕食を取っているときに娘に対して、「なんでたくさんの課題を受け取ったのに、嫌そうな顔をしなかったのか」を尋ねてみました。すると娘は「私のことを考えて選んでくれたことが嬉しかったんだよ」と言ってくれたのです。その言葉を聞いた瞬間、僕は泣きそうなほどに感動し、同時に普段の娘への言動を反省しました。
いつも「娘のため」を大義名分に口やかましく礼儀・作法や日々のクセなど強めに注意してきていました。そんな父親でも娘は自分のことを思って課題を選んでくれるというだけで僕の想いを汲んでくれていたのです。これまで以上に娘のことをしっかりと考え、娘と向き合い、彼女の気持ちや考えにもっと寄り添わなければならないと強く感じました。
この体験を通じて、親子のコミュニケーションの大切さ、そして子供の思いやりや感謝の心に触れることの喜びを改めて実感しました。これからの夏休み、ただ課題をこなすだけでなく、今しかない、今、この瞬間の娘との時間を大切にしながら、親子の絆を深める機会として過ごしたいと思っています。
娘の絆を深めるために
それからというもの、僕の娘に対する姿勢に変化を起こすことができました。なるべく叱らず、なるべく娘主導に、娘の意思を尊重し決断を応援する準備ができるようになりました。
娘も今まで以上に心を開いてくれているような気がして、お互いに心地いい距離感で毎日を過ごしています。先日なんかも、一緒に買い物についてきてほしいと言われ特に買うものもないのに2時間も雑貨屋を歩き回っていました。
かつての僕ならもう買い物を打ち切って別の場所に移動するか、うまく娘を唆してカフェにでも連れて行っていたと思います。
今年で娘の父親になって10年になります。やっとパパ10歳です。色々わかっているつもりではいるものの、まだまだ親として未熟です。早く完成形になりたいものですが、そうもいかなそうです。
ただ、今は娘との時間を大切に、娘の意思を尊重することを大事にしたいと思っています。
夏休み期間中の取り組み
話は課題に戻りますが、夏休み期間中は、前述の課題を細分化し、毎日一定時間机に向かい夏休み中にすべての課題を終わらせることを目標としています。
本来は4年生の娘にすべてスケジュール調整含め、やってもらおうと思っていたのですが、分量が多いことと、すぐに夏休みが始まってしまうこともあり、今回は僕がスケジュール調整を手伝い一緒に夏休みを駆け抜けるプランを作成しました。
課題の細分化を行い改めて分かりましたが、5冊(300ページ)を約40日でこなすには、毎日結構な勉強をする必要があります。ですが、娘は毎日楽しそうに一緒に作ったスケジュール帳にシールを張りその日の課題完了の達成感を味わっています。
これは僕の狙いの一つでもあり、毎日課題を終わらせたときの達成感と開放感、それにおまけのシールを張る楽しみ、これを味わってもらうことによって「何かを達成する喜び」を体験し学んでほしかったのです。
この喜びでモチベーションを維持しつつ、夏休みを駆け抜けていってくれたらと思います。
最後に
僕は今年38歳、親になって10年になりますが、この年になって改めて子どもの成長を見る喜びを感じています。小さい頃の成長は、ハイハイからよちよち歩きになったり、喃語から人の言葉を話すようになり、出来ないことが出来るようになるという直接的なことが多かったですが、小学4年生の娘を見ていると、もっと内面的な精神の成長が見て取れるため何とも複雑かつ嬉しい感情があふれ出てきます。
小さい子の成長と比較して優劣をつけるということではもちろんなく、僕の中での感情の処理の問題だと感じています。別の記事にもあるように日常的に子どもたちの成長に触れ、考える機会を多くとるように努めてはいるのですが、今回のようなちょっとした一言でも、大きく成長を感じることが出来るのが僕としてはたまらなくうれしいのです。
X(Twitter)でこういったことをポストしてもいいんだけど、ブログという形にしたほうが後で読み返したときに自分の感情を丁寧に表現できるかな、と思ってこちらに書いてます。
みなさんの子育て体験や感動したことも聞きたいので是非コメントやX(Twitter)でリプいただけると嬉しいです。
